「あ、そうだ。」 2006.11.11 02:55
月って追い掛けて来るんだった。
タクシー乗ってたりしても、その窓から見たら、ずっとついてきてて。
「あれっ?」って思って。
私が速足で歩いても、おんなじスピードでついてきてて。
追い抜いたりはしないで、ずっとずっと。
あれちょっと怖かったなぁ。
って、ふと思い出したのだけど、
蘇るその記憶の中の主人公の私は幼く、幼くって、
たぶん永遠に幼い。
だから、今その感覚を忘れてしまっていたのも無理は無いなぁ。って。
短い夢の中で律儀な誰かに会った次の日の夜。